一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

田中課長とはどんな人物なのか

Ads by Google

6月6日火曜日 晴れ時々曇り。

 

公園の片隅に落ちていたティッシュを拾ってゴミ箱に捨てた。一日一善。第15善。ごちそうさまでした。それにしてもティッシュを拾うというのは、実はかなりエキサイティングな作業だ。何か良からぬものが付着している可能性がある。それは不愉快で済むレベルのものから、人体に影響が出てしまうものまで幅広い。それからおれが忘れられないティッシュは、15歳の時に道端で拾ったティッシュだ。中に1万円札が入っていた。もちろん交番に届けた。そして、一定期間の後におれの懐に入ってきた。落とした孫がかわいそうだし、落とされた祖父母もかわいそうだと思ったが、落とし主が見つからなかった以上、おれが使うしかなかった。おれは15歳の孫らしく、そのお金で有難く、体育館シューズを購入した。

 

昨日ルー語でブログを書いてみた。これだ。

www.devushow.com

 

これを書いている時に、おれの頭の中には、ルー大柴様とは別のあるおじさんがちらほらと顔を覗かせていた。会社にいる田中課長だ。

 

これはもしかしたら、田中課長の悪口を言っているように思われるかもしれないが、そんなつもりはない。おれは悪口を書きたいわけじゃない。おれは悪口が嫌いだ。そんなことを書くくらいなら何も書かない方がマシだ。

 

ある日、田中課長がおれに言った「明日までにコミットさせといて。ちゃんとエビデンスも揃えといてね」

 

コミットと言われた時点で、おれの頭の中は丸いお立ち台の上でぐるぐる回る老若男女の姿でいっぱいになった。続けてエビデンスと来たことに反応しきれずに、頭の片隅になぜかÉvianのパッケージが浮かびあがっていた。

 

田中課長は続けて言った。「こっちの方がビハインドあるから大丈夫だと思うけど、念のためね」

 

おれは混乱した。田中課長はどこかで、ビハインドとアドバンテージの意味を入れ替えてしまったのだろうか。

 

おれはどうでもよくなって「ラジャー」と答えた。

 

田中課長は親指を立ててそのまま部屋を出て行った。部屋の中は静寂に包まれた。おれはその静寂に耐え切れず歌った。

 

♪タナカタナカタナカー、タナカーを食べーるとー、アタマアタマアタマー、アタマーがよくーなるぅ♪

 

最後の部分で、おれは自分が嫌になった。なぜこの曲をチョイスしてしまったのかと。なんだか皮肉みたいじゃないか。田中課長、ごめんなさい。

 

 

そういえば、一昨日のブログで不意にAmazon様のプライム会員になっていたことを書いた。おれは自分で納得して会員になることを決めたけど、もし会員になりたくなければ、一度もプライム会員の特典を利用していない時点であれば解約ができて、なおかつ解約時に3,900円が返還されるそうなので安心してほしい。

 

詳しくはこちら↓

Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonプライム会員登録をキャンセルする、返金を受ける

 

(執筆時間33分)