一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

自由と規律

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4月5日木曜日 曇り。昨日までの暖かさはどこへやら。少し肌寒いが、テラス席でこれを書いている。

 

娘はどんなに泣いていてもカーリー・レイ・ジェプセンのCut to the feelingを聴くと泣き止む。これは嫁のiPhoneに入っている曲だ。そしておれも昨晩iPhoneに入れた。250円。試しにもともとおれのiPhoneに入っているノラ・ジョーンズやビリー・ジョエルや五代目古今亭志ん生を聴かせてみたものの、どれもダメだった。カーリー・レイ・ジェプセンとスーパーのビニル袋をこする音だけが娘の泣きを止めてくれる。ただこの曲、夜の暗い部屋で流すにはテンポがアップ過ぎる。

 

でも娘の泣いている声を聞くよりも断然良い。

来月からの嫁の仕事復帰に備えて、家事の分担を取り決め、今朝から予行演習を開始した。おれに新たに割り振られた家事は、風呂の掃除と洗濯だ。我が家では洗濯物を風呂の残り湯を利用して行うので、夜寝る前に洗濯機をタイマーで起きる時間に終わるように設定をして、朝起きたらまず風呂から洗濯機にお湯を取り込むホースをどけて、お湯を抜く。その間に洗濯物を干して、風呂場に戻って掃除をして、それから自分の顔面の掃除をする。

 

ただ、これだけでは恐らく今後、嫁は不満を抱き始めるだろう。あと他におれにできることは何だろうか?もともと食事後の皿洗いとゴミ捨てはやっている。あとはトイレ掃除か。他に何かないだろうか?今日帰ったら嫁に聞こう。その方が嫁の満足度も向上するし、一石二鳥だ。

 

今朝は自分の顔面の掃除が終わった時点で娘がベッドの上で起きていたので、顔と体を拭いて保湿クリームを塗り、着替えさせてあげた。朝からご機嫌な娘を見てから家を出るのは気分が良い。

 

今日は会社の飲み会で帰りが遅くなるから、帰ったら娘は眠ってしまっている。明日はマレーシアの友人と晩餐だ。10年ぶりの再会となる。明日も娘が眠ってからの帰宅になってしまう。来週は遅く帰る日を1日にとどめなければ、嫁が何を言い出すかわからない。

 

おれは決して今の生活を窮屈だとは思わない。ある程度の制限があってこそ感じられるもの、それが自由。と言うことを知っているからだ。と言うことにしておこう。

 

名作「自由と規律」を読みなおそうと思う。


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