一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

大量の鎮痛剤が必要だ

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414日土曜日 晴れ。

 

朝起きて娘を抱きかかえると、体が異常に熱かったので体温を測ったら39度を超えていた。眠っている嫁を起こして病院の予約をしてもらった。目やにと鼻水が昨日より少なくなっているのが救いだ。病院に連れて行くと、医師は突発性発疹の可能性が否定できないと言った。解熱用の座薬も出してくれたが、泣いて眠らない時にさすくらいで良いとのこと。今の所熱があるだけで、よく食べるしよく眠るので座薬の必要はなさそうだ。

 

おれは鎮痛剤を常用し頭痛はほぼなくなり、体のだるさもなくなっている。娘の目やに鼻水や熱、代わってあげられるものなら代わってあげたいとつい先日まで思っていたが、それは間違いだった。そんな非科学的なことを言っている暇があるのなら、自分の体調を万全にして徹底的に娘の看病をしてあげるべきだと思った。

 

嫁の咳がひどくなっているので、娘を一日中見ていた。嫁はその間ベッドで横になってもらった。土日はおれがいるから良いが、月曜からはまた二人になるのだ。なのに、ベッドにいる嫁はスマホをいじっている。「スマホ見てないで寝ないとだめだよ」と声をかけると「ちょっとだけ、これだけ読んでから」と言う嫁を見下ろす。咳は出ているが、それとは違う病にかかっているのだと諦めることにした。

 

ご飯を食べさせて、薬を飲ませて、オムツを替えて、寝かしつけて、また起きてきたら、顔を濡らしたガーゼで拭いてあげて、これを繰り返して夜がきた。熱は下がっていない。でもすんなりと眠ってくれたので、おれも眠ることにする。