一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

コメディ日和

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47日土曜日 晴れ。少しだけ暖かい。

 

昨晩10年振りにマレーシアの友人と会った。友人は2児の母になっていた。旦那さんは品のあるハンサムな人だった。その他にも日本人の友人とその彼がいて、全部で7人だった。渋谷のハラール対応のレストランにて食事をした。会話は英語だった。聞き取れはするのものの、発することはほぼできなくなっている。友人の5才の息子が「アイアンマン!」と言っているのに「アイアンマーン!」と返すのが精一杯だった。楽しい食事会だった。

 

帰りにスマホを見るまでは。

 

LINEで嫁がキレていた。

娘が熱があると言っているのに、何時まで出歩いているつもりだと。おれは「10年振りに留学していた時の友人と会う」と伝えていて、嫁もそれは承知していたのだけれど、キレていた。

 

家に帰り着いたのが23時で、部屋は真っ暗で、ベッドルームにあるはずのおれの枕が、リビングに無造作に置かれていた。

 

そして、今朝嫁は正午に起きてくるなり、部屋を出た。そして戻ってきて「実家に帰る」と言い出した。おれは了承した。だけれどももう一つ嫁が言った「鍵を失くした」。

 

間も無くして義父母が車で迎えにやってきた。義母に娘を抱いてもらい、その間に嫁とおれとFacebookでおれに友達申請を無視され続けている義父で鍵を探したが、見つからなかった。

 

そして義父母と嫁は帰って行った。去り際に嫁が「今回のことは絶対に許さないから!もう帰ってこないから!Xねー!」と車の中からおれに向かって叫んでいた。「なんてこと言うのよ!」と義母が叫んでいた。義父は相変わらずおれにFacebookの友達申請を無視されたままだった。全くいつも騒がしい母娘だ。と思いながら部屋に戻った。

 

おれは嫁にキレられ。そして、軟禁された。と言うのも、鍵に住所が記載されたシールが貼られている可能性があるからだ。部屋でAmazonプライムで映画を観まくっている週末。娘は元気だろうか?

 

こんな時は、やはりコメディを観たい。