牛丼屋探訪 塩さば浅漬け朝食並みと牛小鉢

昨日は家に帰り着いたのが、24時を少し回っていた。眠りについたのはちょうど1時くらいだった。

昨晩はごはんを食べなかった。それで今日は絶対に早起きしてすき家の塩さば浅漬け朝食を食べるぞ、と密かに決意していた。

それで今朝は5時過ぎに起きることができた。電車に乗ってすぐにズボンの右前のポケットからスマホを取り出し、本当に塩さば浅漬け朝食を食べるということで良いのかと自問するために、すき家のサイトを開いた。おれの心は揺らがなかった。がしかし、牛小鉢という魅力的なメニューを発見してしまった。これはいくしかねえ。

ここ最近牛丼屋に頻繁に行っているが、これまでの人生を振り返ると、約30年で牛丼屋に行った回数は10回にも満たない。理由は特にない。

最近牛丼屋に行くようになって気がついたことがある。

「注文してから、牛丼が出て来るまでが、はえええ！」何を今更。という話かもしれないが、おれはその早さ驚いている。

無事すき家に到着し、おれはまたズボンの右前のポケットからスマホをおもむろに取り出し、ストップウォッチを起動した。

おれ「塩さば浅漬け朝食並みと牛小鉢ください」

店員さん「わかりました」

ストップウォッチスタート・・・到着

はえええ！あまりの早さにニヤついてしまった。

でも実は、おれはこの後、ドトールに行かなければならない！そしてドトールの開店時間まで後8分。のんびりしてはいられない。おれは開店前に並ぶという儀式をやらなくてはいけないから、おれに残された時間は、後7分。

おれは全速力で塩さば浅漬け朝食並みと牛小鉢を平らげた。うめえええ！

そして無事ドトール開店の2分前に並びに接続することができた。いつものメンバーはおれが反対方向から爪楊枝をくわえて、颯爽と現れたことに動揺していた。が、皆その動揺をおれに悟られないために、一様にスマホに目を向けていた。

（執筆時間38分）