夜泣きと成長に備える

さて、有休を取得したので、3連休に突入する。とても気分が良い、金曜の夜。

花金を謳歌することなく、自宅に帰ろうとしている。友人を食事に誘おうとするが、娘の笑顔が頭をよぎりそっとスマホをしまう。

家に帰ってまずやるべきは、このMacを起動してAmazonプライムビデオでみたい映画を選んでおいて、再生ボタンを押すだけのところまで準備しておくことだ。娘が夜泣きを始めたらすぐに腕に抱き、Macのところまで行き再生ボタンを押す。字幕の映画にしないと音を出すことができない。普段使っているBluetoothイヤフォンがこの前接続できなかった。もしかしたらMacの再起動で接続できるようになるかもしれないと今思い当たる。

そう言えば昨日、Bluetoothと言う言葉を嫁が発した。

嫁「最近飲み会の場で少し離れた席に座る人と乾杯するとき、グラスを合わせられない時は、ブルートゥース、って言うんだって」

真偽はさておき、ブルートゥース、って語感が良くない。と思った。もちろん、前提に、かんぱーい、があるからなのだが。それなら、ワイファーイ。の方が良いのではないだろうか？来週部署で花見をすると言っていたので、その時に何の前触れもなく、言ってみようと思う。ワイファーイ。

嫁からブルートゥースという言葉を聞いて思い出しのだけれど、昔ガラケーで連絡先の交換をする時に「赤外線しよ」と言っていたのを思い出した。それで、この青と赤の間には何かの関係があるのかと思って調べてみたのだけれど、何の関係もなかった。

その昔「赤外線しよ」と言ってくれたのは、美沙ちゃんだ。美沙ちゃんとは最終的にウィルコムの携帯電話を二人で契約して連絡を取り合っていたのだけれど、美沙ちゃんからの執拗な連絡に限界を感じてすぐに解約してしまったような気がする。記憶が定かではないのが残念だ。ウィルコムの料金がとても安かったので確かおれが二人分の料金をバイト代から支払っていたような気もするのだけれど、そのこともあまり覚えていない。こういう記憶がどんどん薄れて行くのをおれはとても寂しいことだと感じる。だからこうして彼女たちのことを思い出すことがあったら、このブログに書き留めていきたいと思う。

これはきっと娘の成長にも当てはまることなのだと思う。娘が今どんな状態なのか、欠かさずに書き留めていきたいと思う。