一日一善と三膳

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有休取得までの道のり

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329日木曜日 晴れ。暖かい。このまま春が来るのだろうか?

 

いよいよ来週から娘が保育園に通う。42日は満を辞して有休を取得して、入園式に参加する。嫁に「休み取れる?」と聞かれてから自問した。”休みが取れない。と言ってしまうのはすぐにでもできるが、本当におれは休みを取れないのだろうか?または取らずに、入園式に参加しなくて良いのだろうか?”

 

休みを取れないのか。と言う点については、取れないことはない。なぜなら有休が20日以上も余っているから。むしろ、20日も有休を余らせていることを反省して、休むべきなのだ。おれは経営者ではない、雇われのサラリーマンだ。権利ばかりを主張して義務を果たしていないわけでもない。毎年全社員の上位30%の評価は貰っている。ここは休もう。先週帰省のために2日連続で有休を取得したことなんて関係ない。もう一度言うが、まだ有休は20日以上も余っているのだ。

 

日本の平均有休取得率はおよそ5割らしい。5割止まりだなんて、おれは嫌だ。10割を目指したい。有休の買取などがあればまた違った答えにもなるかもしれないが、おれの勤める会社では買取制度はない。

 

よく耳にするのが「有休を取りづらいのは上役がほとんど有休を取らないから」と言うもの。いわゆる”空気を読む”それが5割と言う結果に繋がっているのだろう。有休を全て消化するのは”KY”だ。と言う脅迫観念にも似た思想が日本の多くのサラリーマンに蔓延しているのだろう。だけれども、よく考えてみてほしい。その”KY”について。今回のおれの場合で考えると、入園式に参加しない。と言うのは、それこそ”KY”ではないだろうか?一人娘(今の所)の、しかも0歳児の娘の入園式に参加しないでいるなんて、それこそ”KY”の極みだ。

 

4月は新入社員がいたり、転勤者がいたり、おれの所属している部門には、多くの問い合わせが来るかもしれない。とりわけ、おれのしている仕事の内容を考えると、おれ個人宛への電話が多いだろう。しかし、そんなの関係ない。おれ一人に問い合わせが集中するような体制にしかできていない上役の無能さが招いた結果だ。ずっと人を入れてくれとお願いしているのに。

 

なんてことだ!たった1日の有休を取得するのに、こんなにも葛藤しなければならないなんて。それに上司を非難すると言う暴挙にまで及んでしまった。申し訳ないと思う。謝罪したい。ごめんなさい。

 

おれにしか対応できない問題が発生すると言うことは、言い換えれば、そこにおれの存在価値があると言うこと。感謝しなければ。ありがとうございます。まあでもとりあえず、42日は有休頂きます。娘の門出だもの。

 

 

 

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