一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

臭いについて語るとき、我々は慎重にならなければならない2

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昨日の続き

 

おれ「おれさ、みんなから臭いって言われるんだ。だからいつもこれを使ってる」机に上にAg+を静かに置いた。

 

彼「えっ?そうですか?そんな風に思ったことないですよ」

そうだろうね。だっておれはケアしてるからね。

おれ「おれは時々自分でも臭いと思う時があるんだ。でそれと同じ臭いが〇〇からも時々するんだ」

〇〇は彼の名前だ。

彼「え?そうすか?」

おれ「うん。彼女とかに言われたことない?」

彼「いやあ、ないっすねえ」

おれ「そうなんだ。とりあえずこれすごく良いから使ってよ。あげるから」

彼「いやいいですよ」

おれ「いやいや、まあ使ってよ」

彼「わかりました」

 

おれには限界だった。これ以上何を言えば良いのかわからなかったし、彼と密室で扉も開けずにいることに耐えられなかった。

 

翌日、彼らと我々はまた同じ場所にいた。結果、彼はおれの渡した新品のAg+を開封していないことが確定した。おれはがっかりもしたけど、同時に安心もした。とてもとても複雑な気持ちになった。

 

彼は前日のあの二重の意味で独特の空気の中のことをさして気にしていなかった。彼の体にも心にも、おれの伝えたかったことは微塵も響いていなかった。でも少なくとも彼は傷ついてはいなかったのだ。

 

おれは考えを巡らせた。

 

デリカシーを利かせ過ぎたのか?バカになって「〇〇さ、まじくせえから、すぐこれ塗って」とか。でもそんなことおれに言えるはずもない。

 

そしておれは、おれと彼の共通の知り合いの中でもっともデリカシーと縁のなさそうな一人の男に声をかけた。適材適所。しかしその男の嗅覚は、ABと同じく、鈍かった。

 

おれは考えを改めた。彼ともっともっと仲良くなろう。そして、気兼ねなく「臭いから、これ塗って」と言える仲になれば良いんだ。。。でも、それならABにもっと嗅覚を研ぎ澄ませて貰う方が早いんじゃないか?

 

おれにはもうどうしたら良いか分からない。とにかくしばらくの間、彼に近づくのを避けよう。いや、これは逃げなのか?逃げて良いのか?いやいや、これは逃げじゃない。攻めだ。より愉快な生活を送るためのおれなりの攻めなんだ。

 

誰か、良い方法何かありませんか?

 

 

622日木曜日 晴れ。

 

帰りの電車で松葉杖をついたおじさんが電車に乗り込んできた。席を譲った。一日一善。第25善。ごちそうさまでした。今日も車両を移動するのがめんどくさかったの、そのままおじさんの目の前に経ち続けた。慣れてきたぞ、席を譲って目の前に立ち続けることに。

 

朝の体重74.5kg。昨晩何も食べなかったせいで、急激に体重が落ちた。今日は歩けなかった。明日は早起きして歩きたい。金曜だし。

 

朝 梅干しおにぎり166kcal

昼 梅干しおにぎり166kcal 蒙古タンメン豆腐スープ76kcal

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夜 鶏肉団子と春雨のスープ、ミョウガときゅうりの和え物、豆腐、ご飯 多分800kcal

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トータル1,200kcal

一日三膳、ごちそうさまでした。

(執筆時間42分)