義父母との良好な関係の築き方
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7月23日 曇り時々雨。
嫁の実家で過ごした週末が終わろうとしている。電車の中で1人、晩ご飯を何にするか考えている。かつ丼とうどんのセットを蕎麦屋で食べるか、ファーストキッチンでハンバーガーを食べるか、崎陽軒のシウマイ弁当を買って帰るか、悩んでいる。
ファーストキッチンに到着。安らぐ。
2日前の金曜日の夜、嫁から実家に持ってきて欲しいものリストがLINEで送られてきた。おれは指定の品々をテーブルに並べて、写真を撮って嫁に確認のためLINEを送った。
その写真を送る直前までは、今晩は何食べるの?とかどうでも良い会話を次から次へと振ってくる嫁に対して、律儀に返信していたのだが、その確認の写真を送った途端に、既読にすらならなかった。
心配した。もしやいきなり陣痛でも始まったのかと。電話もしたが出なかった。そして1時間後に返信が来た。「今母親と喋ってるからちょっと待って」と。おれはそれに激昂し「週末はこちらで過ごすことにしました」とLINEを送った。
そしたら嫁から逆鬼ギレLINEが飛んできた。やれやれと思いながら、既読スルーをかまして、その日は眠った。翌日土曜日の正午「今から行きます」とLINEを打って、指定された品々をリュックに詰めて家を出た。
義実家に着くと嫁は不機嫌そうな表情をしていたが、無視して義母に話しかけた。
おれ「はい、たい焼き。明日食べるから1個だけ残しといて、できればクリームを」
義母「あら、前回は食べずに帰ったものね!」
おれ「うん。ほらあんこもあるから食べなよ」
と嫁に言うと、不機嫌そうな表情はすぐにどこかに消えた。
おれは義父母に対してはため口をきく。もちろん敬語も混ぜてはいる。例えるなら、小学生の時の仲が良かった担任の先生に20年ぶりに再会した時のような感覚だ。当時は絶対ため口だったけど、もう大人だし、あまりため口すぎるのもねえ。と言った具合だ。
結婚前まではガチガチの敬語だったが、結婚後義実家を初訪した時に、意識的にそう言う喋り方にした。これは我ながら良い一手だったと思う。
喋り方以外に気をつけているのは、よく食べて、すぐ横になるということ。ご飯をいつも以上に食べるのは、義父母がおれを中高生くらいに思っているのか、やたらと食べろ食べろと勧めてくるからだ。すぐに横になるのは、ベッドで眠るということではなく、リビングで横になる。最初これをやる時は流石にやばいかと思い、緊張もしたが、今後のためだと自分に言い聞かせて、リビングでおれは涅槃像になりきった。
義父母からは多分不躾だと思われているが、想定の範囲内だ。そう思われていた方が、義父母もおれに対して必要以上に気を使わなくなる。それは嫁の姉の旦那さん(おれの義兄)への義父母の接し方を見ていれば一目瞭然だ。義父母は義兄に対しては未だに敬語だ。
義兄は良い人だ。だからそんな義兄がTVの前で、日曜の午後にやっている、再放送っぽいサスペンスなんかを途中から観ている姿を見ていると、こっちの息がつまりそうになるので、話しかけて、無意味なサスペンスから義兄を助け出す。一日一善。第45善。ごちそうさまでした。
今朝の体重多分74.0kg
朝 11時まで眠った
昼 ちらし寿司、トマト、ピーマンと茄子と鶏肉の味噌炒め、メロン、コーラコップ1杯 多分1,000kcal
夜 ファーストキッチン約1,000kcal
トータル2,000kcal
一日三膳。ごちそうさまでした。義母がちらし寿司のあまりをいなり寿司にして持たせていたことを忘れてしまっていた。冷凍して明日食べよう。
(執筆時間52分)