一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

父になる その前に

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あと数日で父親になる前に一つ自分の今の気持ちを書いておきたいと思う。

 

嫁は里帰り出産で実家に帰っている。我が家から電車で約1時間の距離だ。子どもが生まれてからも1ヶ月検診が終わるまでは実家にいるとのこと。

 

今のところ、その1ヶ月間は毎週会いに行くつもりだけど、もし疲れ果てていたら会いに行けなくても仕方ないと思う。ただもし本当に行かなかったら、嫁に何を言われるかはわからない。

 

でももしかしたら、娘がかわいすぎて、会いに行かずにはいられなくなるのかもしれない。何せ父親になると言うことは初めてなもので、わからない。今のところは会いに行けなくても仕方がないと思っている。

 

多分、ほっぺは舐めると思う。娘のだ。嫁のではない。いや嫁のもついでに舐めても良いな。

 

とにかく今は安産を祈る。祈ることしかできない。今日から生まれてくるまで、15分間、祈りの時間を設けようと思う。あぐらをかいて、目を閉じて。ひたすらに祈ろうと思う。部屋の電気を消して、ベッドの上で。ベッドに行く前には酒を一口飲んでからにしよう。

 

娘が生まれるまでには痩せていようと思ったが、無理だった。娘がおれを父親として認識するまでには痩せようと思う。どれくらいの期間なのかはわからないが。

 

もしかしたら今のようにこれも書けなくなってしまうのかもしれない。早起きして、ドトールでこれを書いている。もともと満員電車が嫌で早起きして家を出るようになったわけだが、もしかしたら、嫁に何か言われるかもしれない。嫁には会社の近くで文章を書いているとだけ伝えている。

 

平日は帰ってから家を出るまでの約8時間は責任を持っておれが娘を見ようと思う。その間嫁にはぐっすりと眠ってもらおう。よくわからないが、その8時間以外の時間は嫁がずっと娘を見ているのだから、相当疲れるだろう。おれはその間おっさん達の顔を時々見れば良いくらいのもんだ。

 

2時間間隔で起きては泣いてを繰り返すと言う噂を聞く。嫁の友だちの旦那さんは、最初今のおれのように張り切っていたらしいが、2週間も経たずして寝室で眠るのを辞めてリビングで寝始めたらしい。そんなに大変なのか?

 

半年もすれば落ち着きを見せると言う噂を信じて、とりあえず半年やりきろう。

(執筆時間28分)