娘との再会　おれの頭の中はどうなっているのだろう

8月27日日曜日　晴れ。

昨日昼過ぎに義実家に到着。待ちに待った娘との再会。

午前中に引越し先の鍵の受け取りと、引越し業者に見積もりに来てもらったので、金曜日の夜に義実家には行けなかった。来週は金曜日の夜には義実家に行きたいと思う。

父になるその前に - 一日一善と三膳

おれは娘が生まれる前にこのように書いてある

”嫁は里帰り出産で実家に帰っている。我が家から電車で約1時間の距離だ。子どもが生まれてからも1ヶ月検診が終わるまでは実家にいるとのこと。

今のところ、その1ヶ月間は毎週会いに行くつもりだけど、もし疲れ果てていたら会いに行けなくても仕方ないと思う。ただもし本当に行かなかったら、嫁に何を言われるかはわからない”

今思うこと。

這ってでも毎週会いに行く。

わかりやすい心境の変化だ。

土曜日の昼過ぎに義実家に着いて、娘と触れ合う。意味もなく何度も抱っこしていた。眠っているのに、起こさないようにしながら抱き上げて抱っこした。オムツも何回か変えた。ミルクもあげた。母乳を飲むところを何度も見学した。お風呂に入るところも見学した。昨晩24時過ぎに眠った娘は6時まで眠り続けた。途中心配になって4時頃に様子を確認した。6時に嫁を起こして授乳してもらった。

もちろんこれから一週間のため、動画を3本も撮りためた。正直娘と会っている時は、動画の撮影なんてめんどくさかった。実物だけをずっと見ていたかったからだ。でも今家に帰ってきて、早速何度も再生している。撮ってて良かった。

娘は生後10日も経っていないのに時々笑顔を見せる。調べてみると「新生児微笑」と言うものらしい。周囲にかわいがって育ててもらうために本能で笑顔になるらしい。

はっきり言っておきたい。

娘よ、そんなことしなくたって、おれはかわいがるぞ。

とは言いつつも、実に良い微笑をしてくれる。思わず頭を口に入れてしまったではないか。

娘に触る前に、必ず手を洗ってきてくれと嫁に言われる。おれはマック洗いでしっかりと手を洗う。マック洗いと言うのは、肘のところまで手を洗うことを指す。

マックでバイトをしていた沢田が教えてくれた。

おれが初めてマック洗いを実践したのは、もう10年以上前のことになる。

めぐみちゃんとはその日初めて会った。めぐみちゃんはとある部屋で二人きりになると、突然馬乗りになってきた。

おれも若かったが、その部屋でそう言うことをする気にはなれなかったので、せめてもの思いで手でめぐみちゃんに触れた。

そしてめぐみちゃんが疲れ切った後に、おれはマック洗いをした。

なんで娘に触れようと手を洗っていただけなのに、おれはこんなことを思い出してしまうのだろうか？自分でも理解できない。