一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

おれの嫁はやばいのだろうか?

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41日日曜日 晴れ。暖かい。

 

今日は家から一歩も出なかった。娘と嫁は近くに住んでいる義姉夫婦の家に行った。義姉の旦那様は仕事が忙しいらしく、土日も当然のごとく出社をしているらしい。あんな綺麗な義姉を置いて仕事に行く旦那様をおれは少し軽蔑している。

 

娘と嫁が帰って来たのが16時過ぎで、それからおれは晩ご飯の餃子を包んだ。泣いている娘を放置して雑誌を読んでいる嫁。多分嫁は娘といる時間が長すぎて、あれくらいの泣きにはもう構っていられないのだろうと思う。でもおれにはそんな耐性は一切ついていない。泣いている娘を抱き上げたいが、餃子のタネのせいで手はベトベト。だが、嫁に向かって「泣いているから抱いてあげなよ」とも言えない。そんなことを口にしたらどんな言葉が返ってくるのか、想像もしたくない。娘が泣いている間、とてももどかしい時間だった。結局「餃子包むの交代してくれるかな?」と嫁に告げたら、嫁はおれに返事もせずに娘を抱き上げた。最近時々思うのだけれど、もしかしたらおれの嫁は、やばいやつなのかもしれない。

 

まあしかし、あんな綺麗な義姉を放っておいて毎週末仕事に行っている義姉の旦那さんよりかは幾分マシだろう。

 

身の回りにまともなやつがいないように思えてきた。ということは、もしかしたらおれも自分で気がついていないだけで、やばいやつなのかもしれない。

 

義姉が娘に会いに、いつ我が家に泊まりに来てくれるのかと、楽しみで仕方がない。

我が家の間取りは1LDKだ。