空腹とは一体何か?
Ads by Google
8月8日火曜日 曇り時々雨。台風が近くにいるようだ。
朝コンビニで会計をしていたら、隣のレジで店員さんが客側にレシートを落としてしまった。客はもういなかった。おれはお金を出すまで3秒はありそうだったから、すぐに拾って店員さんに預けた。一日一善。第58善。ごちそうさまでした。
なぜ朝からコンビニにいたかと言えば、すき屋が改装のため閉まっていたからだ。
今日はおしんこ鮭朝食にしようかなあ。牛小鉢もつけてさ。いやいや、牛丼にポテトサラダセットにしようかな。どっちにしようかなあ。ウキウキ、ワクワク、ドキドキと迷っていた。
いや嘘だ。今朝に限ってはそんな余裕はなかった。お腹がとてもとても空いていたからだ。
お腹が空きすぎて倒れるかと思ったが、早朝の電車でおれは席に座っている。倒れる心配はない。お腹が空きすぎて気を失いそうになるかと言えば、そうじゃない。お腹が空きすぎているせいで意識もはっきりとしてしまう。
というか、これは本当にお腹が空いているということなのだろうか?ただの腹痛ではないのか?ただの腹痛と空腹との違いはなんなのか?
おれはこの感じを長年空腹だと思い込んできたが、空腹について今までに誰かと共有したことなど一度もない。空腹の時のお腹の痛さを他人と共有しようとした時にどう表現すれば伝わるだろうか?
お腹と背中がくっつくぞ。とはよく言ったものだが、なんか違う。これだと背中にもある程度の痛みがありそうだが、おれが空腹を感じている時は、少なくとも背中に痛みはない。
そうだ。食事を一定期間取らなかった時にやってくる腹痛。これが空腹感だ。でもこれでは依然他人と共有できてはいない。
おれの感じている空腹感は、頭を上、足を下とした時に、肋骨の真下辺りが、キリキリと痛い。これがおれの感じている空腹感だ。しかしキリキリという表現が合っているのかはわからない。多分キリキリというのはよく聞くから無意識に今言ってしまっただけだ。
一流の作家様に教えてもらいたい。あなたなら空腹感を他人と共有しようとした時、どのように表現するだろうか?
◇◇◇
すき家が改装中だと気がついてからが地獄だった。おれはゆっくりと食べる為に、ドトールの開店時間の25分前にはすき家入りするようにしている。つまり25分すき家なしで過ごさなければならないのだ。
近くに24時間のお店がないか見渡す。コンビニしかなかった。でもここら辺のコンビニは有り難いことに座って飲み食いできるコーナーが設置されている。
と思ったが1軒目のコンビニは飲食コーナーが封鎖されていた。早すぎたようだ。2軒目は飲食コーナーが開いていた。安心したのも束の間、おにぎりを眺めていたが、おれの口は完全に牛丼(もしくは牛小鉢)と味噌汁を求めていた。とは言え仕方ない。
諦めてシーチキン巻きを手に持った。がふと気がつく。飲み物ないときついな。でもこの後すぐドトール行くんだぜ、ここで何か飲み物買うか?買わないだろう。
結局おれは飲み物なしでシーチキン巻きを食べた。海苔が口の中にまとわりつき、おいしくは感じられなかった。
そして今ドトールでアイスティーを飲んでいる。すき家が閉まっているだけで、こんなにも朝のリズムを乱されるとは思ってもいなかった。
明日からはドトールに間に合うだけの時間に来ようと思う。
今朝の体重74.4kg
朝 シーチキン巻き約240kcal チキン南蛮コッペパン400kcal
昼 セブンイレブン とろーりチーズソースハンバーグカレードリア747kcal
夜 ごはん2杯、冷凍食品のチキンカツとトンカツ、らっきょう、キャベツ多分1,200kcal 写真撮り損ねた
トータル多分2,600kcal
一日三膳。ごちそうさまでした。昼ごはんのカロリーダクダクのカレードリアが時々食べたくなる。
(執筆時間47分)