一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

不幸な女の話

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・旦那の給料が少ない。

・駅から家までが遠い。

・保育園に入れない。

 

彼女はいつもこんな調子だ。おれは彼女をかわいそうだと思う。

 

・旦那がいる。しかも働いている。

・駅から家まで歩ける距離だ。

・子どもとの時間が持てる。

 

こんな風に考えることはないのだろうか?と思うが、それは断じてない。なぜなら彼女は”不幸な女”だからだ。

 

こうも不幸だと、この人の側にいると、おれにまで不幸が及ぶんじゃないかと不安になる。「だったらそんなやつと会わなければいいじゃないか!」という声が聞こえてきそうだ。その通りだ。しかし、この”不幸な女”はおれの嫁なのだ。

 

結婚する前の彼女は幸せそうだった。だからおれはまさか彼女が”不幸な女”だなんて夢にも思わなかった。

 

”不幸な女”の話を聞いているのはめんどくさい。めんどくさいだけならまだ良いが、その内精神的にきつくなってくる。意見なんて求められてないのはわかった。大げさに相槌だけ打ってれば良いんだろ?でもそれにも疲れて、右から左に受け流す。

 

と、おれは嫁の不満をここで言いたいわけじゃない。そんなことをしていたら、今度はおれが”不幸な男”になってしまう。そうじゃない。おれは嫁をどうにか”幸せな女”にしてあげたいと思う。あの頃の彼女に戻ってほしいと思う。

 

そのためには、何が必要なのか?お金だ。

 

お金がたくさんあれば駅近の家だって買える。自分も保育園に入れて働かなければ、と不安にさせることもない。でも多分、これは根本的な解決にはなっていない。

 

駅に近い家を買えば、駅に近すぎて電車の音がうるさい。とか。子どもを保育園に入れて働かなくても良い経済状況だなんて、おれの貯金が100億兆円あっても、嫁が満足するかはわからない。

 

やはりお金だけでは嫁を”幸せな女”にしてあげることはできない。どうにかして彼女の思考を変えてあげる必要がある。どうすれば良いか?マインドコントロールしかない。

 

「あなたは幸せになーる」と言いながら、嫁の目の前で5円玉を紐でぶら下げたものを左右に揺らすとするか。でも目の前に5円玉をぶら下げた瞬間、回収されて終わりだ。おれの大事な5円玉が。。。

 

「笑う門には福来たる」という言葉がある。そうだ、嫁を笑わせよう。とにかく笑わせよう。今週末義実家に行ったら爆笑させてあげよう。それを毎日続ければ、彼女はその内”幸せな女”になるだろう。

 

どうやって笑わせるか?脱ぐしかないだろ。だめだ。おれの悪い癖だ。すぐに脱ぎたがる。多分脱いだところで、嫁は笑うどころか嫌悪するだろう。ダルンダルンのおれの体を見て。

 

そうだまずは鍛えよう。おれが脱いだ時に突然バッキバキの6パックとかになってたら、さすがの嫁も笑うだろう。ただおれは筋トレが大嫌いだ。いや、でもそんなこと言ってたら嫁を、あの日の幸せそうな彼女に戻してあげることができない。やろう。やるしかない。

 

Q.どうやったら”不幸な女”を”幸せな女”にしてあげられるか?

A.筋トレをしまくる。

 

 

96日水曜日 曇り、時々雨。

 

ドトールでおじさんがレシートを落としたのを拾ってゴミ箱に捨てた。一日一善。第70善。ごちそうさまでした。

 

今朝の体重75.3kg

朝 ドトールBモーニング

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昼 一平ちゃんとおいなりさん

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夜 マヨチキンフライ、コーンクリームコロッケ(冷凍食品)ごはん、らっきょう

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一日三膳。ごちそうさまでした。昼と夜食べ過ぎた。これじゃ6パックなんて夢のまた夢だ。

(執筆時間58分)

 

 

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