一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

ゆいの好きだったドーナツ

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早朝に夢をみた。

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

 

朝早くおれはゆいの木造アパートを訪ねた。ゆいはおれが来ることを知っていたみたいだった。

 

「ドーナツ買っといたから食べても良いよ」

 

布団の上にミスタードーナツの紙袋が置いてあった。中を見るとシュガーレイズドが1つだけ入っていた。

 

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「ありがとう」

 

おれは掛け布団をめくってその紙袋と一緒に掛け布団の中に潜った。ドーナツを食べようと布団の中で紙袋をゴソゴソと触っていると、ゆいが布団を少しだけめくっておれの様子を覗き込んだ。

 

おれはなぜかゆいに見られていることがとても恥ずかしくなって、寝たふりをしようと思った。でも、ふりだけをするはずが瞬く間の内に実際の眠りに落ちてしまった。

 

ところで目が覚めた。

 

現実の世界でゆいは木造アパートではなく、鉄筋コンクリートのマンションに住んでいて、布団ではなくベッドで眠っていた。でもドーナツを買ってくれる優しさは、実際に持ち合わせていた。

 

夢の内容を反芻しながらなんとなく時計に目をやると、完全に朝のラッシュに巻き込まれてしまう時間になっていた。

 

今日は空いている電車でゆっくり通勤したかったと思った。でも多分その夢をみたのは起きる間際30分くらいの事だったから、いつもの時間に起きてたら、夢の中でゆいに会うことはなかったんだと思う。

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

 

とここまでを朝、夢を忘れないようにと混雑する電車の中で書いたものの、今読み返すとなんだかあまり気持ちの良い感じがしないのは何故だろう。まあ良いや。

 

 

818日金曜日 晴れ。

 

今日もまた会社の会議室に湯のみが放置されていたので片付けた。一日一善。第63善。ごちそうさまでした。

 

今朝の体重73.7kg

朝 メンチカツパン

昼 テリヤキチキンおにぎり

夜 ラーメンの予定

 

一日三膳。ごちそうさまでした。写真撮り忘れた。ので今日は初めてイラストを投稿してみた。

(執筆、描画時間48分)