一日一善と三膳

一日一善と三膳を通して世界とおれを幸せにする

鳥の糞害と鳥の弁当について

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おれの家から駅までの間には電線が張り巡らされているところがある。朝7時を過ぎると大体カラスが電線にとまっている。6時頃だとカラスがいないのは、多分生ゴミが出てこないことを彼らが知っているからだろう。

 

おれは彼らが電線にとまっていて下を通る時は必ずダッシュする。ダッシュしてもタイミングの問題なので意味がないことはわかってはいるが、ダッシュする。

 

それでこの前頭上の彼らにばかり気を取られ、危うく車に跳ねられそうになった。

 

おれが新卒で入った会社は昼休みを社内で食べるという習慣がなく、おれはいつも公園のベンチでファミマで買ったおにぎりや魚肉ソーセージを食べていた。

 

ある日おれはホットモットでチキン南蛮弁当を買った。そしていつも通り公園に着いて、お弁当を広げたところで、鳩が足元に寄ってくるのが見えた。

 

いつもと変わらない光景なのだが、その日のおれの手の中にあるのは、チキン南蛮弁当。チキン南蛮は「鶏」だとわかってはいるものの、鳥類という分別を知っているおれは、なんだか気持ちが悪くなってしまい、チキン南蛮弁当に手をつける前に、吐いてしまった。もちろんトイレに駆け込んで。

 

吐き終わってベンチに戻った。

 

するとなんとその鳩がおれの弁当をつつこうとしているではないか!!おれはその光景を見て、トイレにリターンして、もう一度吐いてしまった。おれは怖くなってそのチキン南蛮弁当を放置したまま会社に戻った。

 

食欲が湧かなかったので、とりあえずファミマでコーヒーだけ買って飲んでから仕事に戻った。すると、後からお昼に出た上司が戻ってきて、唯一の女性社員の近江さんに話しかけているのが聞こえてきた。

 

上司「さっき公園に行ったらさ、中身が入ったままの弁当が放置されてたんだけど、なんか怖くね?」

近江さん「そうですね。それでそのお弁当どうしたんですか?」

上司「周りに誰もいなかったからとりあえずコンビニのゴミ箱に捨てたけど」

 

部下の尻を拭く上司、あなたはサラリーマンの鑑だ!ありがとうございました!

 

91日金曜日 晴れ。涼しい。とても良い気持ちだ。

 

 

朝 なし

昼 肉まん、おいなりさん、辛味チキン(鳥の話なのに、これだけ撮り忘れ)

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夜 ごはん、とんかつ、ビーフシチュー、サラダ(義実家にて)

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一日三膳。ごちそうさまでした。ビーフシチューはカレーにするはずだったらしいけど、ルーを買い忘れた。

(執筆時間34分)

 

おれの自己紹介 今後ともよろしくお願い致します。